NEWS 新着のお知らせ

  • 新作『雪迎え』図発表の第10回日展(国立新美術館)には、約200名の方がお越し下さいました。
  • 飾り絵皿『世界平和への飛翔』の大皿サンプルが完成しました。現在ご予約を承っております。
  • 最新作飾り絵皿『虹立つ令和大嘗宮について、藤島博文のインタビュー記事が『日本の息吹12月号』に紹介されました。
    絵皿は、現在制作段階の為、情報は随時こちらにご紹介させていただきます。

美育美術館構想

『日本文化美の発信によって、人々の美意識を呼び覚まし、自然と調和する新しい美術館を作りたい』
それは、伝統的花鳥画を学びつつ、人と自然との関わりの中で研鑽を重ねてきた日本画生 藤島博文の長年の夢でした。

この構想を共に実現すべく、一般社団法人家宝の会は、つくば市にある博文のアトリエに美育美術館ー準備室ーを立ち上げました。

私たちは、訪れた皆様が、古代から現代に続く「日本文化美」を通してご自身の心と静かに向き合い、
お一人お一人の「美」に反応する心が〈スイッチオン〉され、やがて豊かな人生美へと昇華してゆくような美術館づくりをめざしています。

①「日本文化美」を体感する

緑豊かな環境で出会える、風に揺れる花々や舞い遊ぶ鳥たち、生命力と品位あふれる日本画の数々・・。縄文から現代に至る日本文化の流れに身をゆだねると、そこに「自然との深い共生」があることに気付かされます。

②「心の美」を育てる

美育美術館には、現代アートの展示や、一過性のイベント開催はありません。
その代わり、静かにご自身の内面と向き合う時間を過ごすことで、お一人お一人の心の中に自ら「美を育てる」ことができます。

③「日本文化美」を発信する

美育美術館は、日本文化の世界発信を行う場として、開かれた美術館を目指してまいります。
講演会や企画展を通して人的交流をはかり、海外からのお客様をはじめ、「人々の文化交流」のサロンとしての役割を担ってゆきます。

現在の活動

小さなアトリエから発信できることは限られています。
けれども、これまで博文が一人で積み重ねてきた活動を発展させることで、その輪は徐々に広がりつつあります。
その一部をご紹介します。

つくばにあるアトリエ
季節の花が咲きたくさんの鳥たちと出会えます
丹頂鶴のさくらとふぶき
鶴たちも美術館の誕生を待ちわびています
子供たちへの美育活動
生きた授業にみな興味津々
出張講演
日本を「大切な国」と思っていただけますように

*日本画を通し日本文化美の神髄に触れる
*真の日本画は世界に誇る環境芸術である
*日本文化美による世界平和への新時代を

ー日本画生 藤島博文ー



*私たちの取り組みについては、こちらのボタンから詳しくご覧いただけます。

*活動への参加支援については、現在ページを準備中ですが、こちらのボタンからお進みいただけます。

美育美術館建設にあたっては、できるだけ多く方のご賛同を募り、世の中のお役に立てる場づくりをめざしてゆきます。

日本文化美とは

はるか東洋の東尽きて東始まる神秘の島国、日本。

四方を海に囲まれ温暖な気候に恵まれたこの地の文化は、今から約1万5000年前の縄文期にその萌芽が始まりました。

そして今日に至るまで、世界中の文化・文明を広く吸収しながら、他に類例のない独特の花を美しく咲かせています。

日本文化の最大の特色は、自然との共存を尊ぶことにあります。自然界への感謝や畏敬の念、そして花鳥風月に心を寄せる深く繊細な美意識は、
たとえ形として見えなくとも、現代を生きる私たち日本人の日々の暮らしと深くかかわっています。

森に茂っている一本一本の木々にも、河原に落ちている小さな石ころにも、そして山や川にも、この自然界に存在しているもの
すべてに神が宿っている。そんな美しい考え方を持ってわれわれ日本人は暮らしてきたのです。
つまり、日本人というのは常に大自然、今でいえば環境と一体化しながら生活をともにしました。
そこで私はこれを「環境民族」と呼ぶことにしました。
そしてこの言葉は、後で述べます「環境芸術論」へとつながってまいります。

『日本人の美伝子』第一章 日本人は世界に誇る環境民族 より (藤島博文 著

私たちの想い

近代化によって暮らしの豊かさを手に入れた人類は、現在、地球規模で広がる「環境問題」という喫緊の課題と向き合い、
物質的豊かさと過度な自由主義、そして学問の低下による「人心荒廃」の波と対峙しています。

ここに私たちは、「日本文化美」を花開かせながら、一人一人の心に「美」を育てゆけば、
いつの日かきっと、美しい人づくり・街づくり・国づくり、そして世界平和への限りなき喜びにつながるものと信じております。
世界に類例のない「日本文化美」によって、人々の心に明るい「美育」のメッセージをお届けすることを最大の理念として
私たちは活動を進めてまいります。

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