『虹立つ令和大嘗宮』
人類文化史の遺産ともいえる『大嘗宮』。
皇居東御苑に建つこの荘厳な建物を実際に目にしたことがある方はそう多くはないでしょう。なぜなら大嘗宮は、天皇の代替わりの時にのみ造られ、儀式を終えるとほどなく解体されてしまうからです。
この作品は、令和元年11月15日の大嘗祭が行われた後、一般公開の期間に取材したスケッチをもとに、約5年の歳月をかけて描かれました。
『大嘗宮』を描いた作品は歴史上かつて存在しません。
役目を終えると跡形もなくなる為とも考えられますが、大嘗祭という儀式そのものが秘儀であることもひとつの大きな理由と言えるでしょう。
神聖な儀式そのものは秘儀であったとしても、大嘗祭のもつ意義深さは、深く学べば学ぶほど、現代において非常に重要な気づきを私たちにもたらしてくれます。
一般社団法人家宝の会は、日本中、世界中に大嘗祭の精神性を広めるため、今後、この原画をもとに金銀にきらめく飾り絵皿を制作し、大嘗祭の意義を伝える小冊子と共に発表する予定です。
*現在、飾り皿の制作については、製造元と綿密な検証を行っておりますが、超絶技巧を駆使した作品となるため、出来上がりの時期については未定です。
詳細については、一般社団法人家宝の会あてにお問い合わせください。